プロローグ

2005年1月15日 オリバト
『政府内部連絡文書
2005年第千六百五十一号
国立桜ヶ丘中学校3年B組をプログラム対照クラスとする。
場所・日時は後から連絡する。なお今回の拉致方法は・・・・・』
という手紙がプログラム担当教官のうちの一人柊真二に送られた。
2005年○月○日瀬戸内海のある島では住民が政府によって無理矢理島から出されていた。中には反発するものもいたがすぐに射殺されていた。そのため住民の移動はスムーズに進められた。
住民の移動から一ヶ月もたってないある日国立桜ヶ丘中3年B組の生徒達はいつもと変わらない生活を送っていた。B組はいくつかのグループに分かれている。男子で言うと高岡敏之・有野健・小笠原雄希・天野龍也・天野大地(ああ。この二人は双子で顔〜性格までうりふたつである。)のグループ。このグループは非常に仲がよく特に高岡・小笠原・有野は仲がいい。安藤零次・柴田瞬・玉田晴久・藤原一輝・植原隆この五人はまあ俗に言う不良グループだ。こいつらは、すごく悪いグループではなく弱い奴には手を出してはいけないという暗黙のルールがあった。そのためクラスでも一人一人の人気が高く、皆から頼りにされている。盛岡撤兵・古村耕司・野村和義この三人のグループはオタクグループだ。女子では、森久美子・加藤あみ・瀬川智子・武島亜佐美・大田遥子のグループ(このクラスの主流グループだ。)後藤沙里菜・覆澤春・広末真奈美・郷田良子のグループと安西瑠璃・熊谷優美・佐藤真里菜・小林千代子・鈴木レナのグループである。こいつらはまあどこにでもいるグループだ。そうだこのクラスには二人浮いた人物がいる。一人は七波翼こいつは普段から何考えているか分からずクラスの人間から避けられている。一部のうわさではかなりやばい事にかかわってるんじゃないかという噂まで立っている。もう一人鷲尾直美こいつは精神に以上があるらしく、少し不気味なところがあるためにクラスの人間は近寄りたがらない。とにかくこのクラスは全体的に仲がいい。しかもこのクラスはほぼ全員が進路が決まっており桜ヶ丘一の秀才クラスと呼ばれていた。しかしそんな秀才クラスに悲劇が訪れようとは誰も思っていなかっただろう。
それはある日の健康診断の日だった。男子が診断を受ける用意をしていると下の方から睡眠ガスが出てきて皆次々と眠ってしまった。同じ頃違うところで診断を受けていた女子も睡眠ガスで眠っていた。

・・・・「ん・・ここ・・どこだ?教室?」と目覚めた高岡敏之(男子八番)が言った。
辺りを見ると何故か皆寝ている。しかし寝ていない者もいた。それは安藤零次(男子四番)七海翼(男子十一番)鈴木レナ(女子九番)鷲尾直美(女子十五番)が起きていた。
まだぼーっとした目で近くの小笠原雄希(男子五番)を起こした。すると何かが小笠原の首でキラっと光った。何だろう?と思って見てみると首輪がついていた。はっと思って自分の首を触ると冷たい金属の感触がした。急いで他の人の首を見た。すると見る人見る人全員に首輪がついていた。そうしていると皆次々に起きてきた。ふと前を見ると全然知らない大人が4人立っていた。そのうち三人は軍人らしい。あと一人は背が低くちょっとポッチャリしている。するとポッチャリ体系の男と目が合った。しばらく見合っていたが親友の有野健(男子三番)がこっちを見ていたためそっちを見た。しばらく健と会話していたら急に「おい。静かにしろ」と軍人の一人が言った。しかしなかなか静かにならないので「静かにしろーー!!」と言う言葉と共に銃を天井に向けて乱射した。流石に銃を乱射されたら静かになる。「んん。よろしい。あと弾君あんまり天井破壊すんなよ。」とポッチャリした男が言った。弾と言われた男はいやそうな顔をしながら「はいはい。分かったよ」と言った。すると後ろの方から「すいません。ここどこですか?」と言う声が聞こえた。声からすると加藤あみ(女子三番)だろう。「はい。いい質問ですね。今から色々説明しますから着席してください。」説明?何を説明するんだ?「え〜〜とまず私の名前から言いますね。私は柊と言います。まあ自己紹介はこんぐらいで次は君達が置かれている状況から説明しましょうかね。担当直入に言うと皆さんには殺し合いをしてもらいます。」と柊と名乗った男は言った。殺し合いと言うキーワードを聴いた瞬間クラスの不陰気がザワ!!とした。中には「俺達あのプログラムに選ばれたのか?」と言う奴もいた。「おお!誰かさっきいいこと言いましたね。そうです。君達は光栄にもプログラム対象者に選ばれました。ハイ!拍手!!」と柊が言うと軍人が拍手した。クソ!何がめでたいんだよ!!最悪じゃないか!!「それじゃルール説明するぞ〜〜。いいか〜〜。まず、優勝者な〜〜。皆分かってると思うけど優勝者は一人だぞ〜。最後の一人だからな〜〜。優勝者は家に帰れるぞ〜〜。期間は三日間だからな〜。じゃあ次は今いる場所の説明するぞ〜〜。今いる場所は〜瀬戸内海のどっかにある島です。あとで支給される地図をみるとかんな感じになってるからなー。」と言ってなにやら黒板に島を書き始めた。そして書いた島の上に線を引き始めた。「はい。この島はこんな形しています。そして島はこんな感じでエリア分けされてるからなあ〜〜。はいここで重要なのはこのエリアです。このエリアは私が六時間ごとに放送します。その時にこのエリアは危ないぞって放送するからすぐにそのエリアから離れた方がいいぞ〜〜。そこでお前達が付けている首輪が活躍するからな〜。この首輪は耐ショック製・完全防水で絶対に外れねえからな〜。無理に外そうとすると爆発するからな〜。そんでもってやっぱり禁止エリア内にいたり入ったりすると爆発するからな〜。わかったかあ〜?んじゃ次行くぞ〜〜。次は・・・っとディバッグの説明するぞ〜。えっとディバッグはここ出る前に渡します。ディバッグの中身は水と食料・地図にコンパスと鉛筆・懐中電灯に武器が入ってるからな〜各自あとで確認しろよ。あと武器は鉛筆から銃器類までピンキリだからな〜。なんか質問ないか〜〜〜?」「はい。先生質問です。」「ん?なんだ〜〜?鷲尾〜〜?」「期間3日間って言いましたけど3日以上経ったらどうなるんですか?」「あ!それ説明すんの忘れてた。鷲尾ありがとな〜。期間の3日を過ぎた場合は優勝者はありません。これがどう言う事か分かりますね?皆想像したとうりです。首輪が爆発します!!あと24時間誰も死ななかった場合もやっぱり爆発するからな〜〜。皆頑張って殺れよ〜〜。以上!!説明は終わり!!それじゃあ2005年度第55回プログラムを開始しますっと。じゃあ男女交互に二分感覚あけて出るからな〜。女子の一番からいくぞ〜。」

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拓

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