序盤3

2005年1月15日 オリバト
渡部和則(男子15番)は交番らしき建物の中で筋トレをしていた。「128・129・130。ノルマ終了っと。しかしコレを使うには相当の肉体がいるらしいな。よかった普段から筋トレしてて。」といいながら渡部は支給武器のSPAS-12(スパスー12)を見た。「あ!そういや弾丸装填してねえや。しとかなきゃ。」といいながらディバッグの中をあさってSPASの説明書と弾丸をとりだした。「ん〜。ここに弾丸を入れたらいいのか?」などいいながら弾丸をどんどん装填していった。「なるほど、こうやったらいいのね。OKOK。」OKOKと言うのがこの男の口癖らしい。「さてこれからどうするかだ。このままここにいようかなぁ〜。でもここにいたってもう必要な物はもう全部集めたしなぁ〜。ていっても弾丸があるかもって思ってきたけどなかったもんなぁ〜。一応水は確保できたけど。」そういいながら水道に向かった。「ふう。とりあえずここにあった空のペットボトルに水を入れとくか。」そう言いながら水道の蛇口をひねった。あたりにボトボトと言う音が響き渡ったが和則は気にしなかった。それが命とりになることも知らずに。

一方覆澤春(男子13番)は警察署にいた。「地図を見る限りこの島には交番と警察署があるみたいね。弾があればいいんだけどな。」といいながら押収室に入った。「うわ!!くっさ〜い。こんなとこ早く出たいわ。」とか言いながら近くにあったものを物色していく。「あったあった。弾よ弾。これでちょっとは有利になるかしら。」と言いながら支給武器のトカレフを見た。「でもこれって本当にちゃんと当るのかしら?」など言うと近くの窓ガラスが勢いよく割れた。ガラスを割った本人は勢いよく春に襲い掛かってきた。春は相手に向かって発砲したがうまく狙いが付かず外れてしまった。
(なんで当ってくれないのよ!)など思ってるうちに敵はすぐ目の前まで来ていた。相手は鷲尾直美だった。顔を確認すると同時に春の頭の方からサク!!っという音が聞こえてきた。春は人間とは思えない声を上げながらのたうちまわった。頭を触ってみるとなにやらダーツの矢らしきものが刺さっていた。鷲尾はそれを見るとすぐにダーツの矢を春の喉元を刺した。「コレで死んでくれると助かるんだけどな。」と一言言うと鷲尾はブローニングハイパワーを春の眉間に当てた。「それじゃあね。バイバイ」と言うと春は何か言いたそうあったが声帯がつぶれてしまっているため声が出ない。「何かいいたそうだけどどうせ話せないでしょ?だから早く楽にしてあげるわ。」そういうと鷲尾は引き金を引いた。「あら、この子銃持ってるじゃない。ラッキー。もらっときましょ。ついでに弾丸ももらっときましょっと。」そう言って弾丸と銃をとった。「さぁて。どっかにいいカモはいないかしら。」と言いながら鷲尾は警察署をあとにした。

広末真奈美(女子十二番)は港の船の陰にいた。
「なんで私がこんな馬鹿みたいな物に選ばれなきゃいけないのよう。」そう今にも泣きそうな声で言った。「死にたくない、死にたくない。」そう言いながら涙をこらえて、支給武器のヌンチャクを見た。「殺される前に殺さなきゃ。それしか生き残る方法はないんだもんね。」そう泣きかけの声で言った。「何やってんの?真奈美。」後ろから声をかけられた。「ヒッ!瑠璃!!」声の主は安西瑠璃(女子一番)だった。そして気が狂ったように真奈美は瑠璃に襲い掛かった。「ちょ・・・ちょっと何するのよ真奈美」真奈美が放った一発目は当らなかった。「いや・・・・私は死にたくない・・・・。死ぬ前に殺してヤル・・・・・」真奈美はそういって瑠璃の後頭部をヌンチャクで殴った。瑠璃は意識を失った。しかし真奈美はかまわず瑠璃を殴り続けた。数分たつと瑠璃の元の顔が分からないぐらいボコボコになっていた。もちろん瑠璃は死んでいた。

安西瑠璃 死亡
覆澤春 死亡

【残り21人】

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拓

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