後藤沙里菜(女子7番)と佐藤真里菜(女子8番)住宅街の一つの家の中にいた。
「このまま誰も来なかったらいいのに。」と顔を強張らせながら沙里菜は言った。「そうだね。このまま誰も来なかったらいいのにね。」比較的しっかりしている真里菜は答えた。「でも次の放送でここが禁止エリアになったら嫌でも動かなくちゃ死んじゃうよ。」と沙里菜は言った。「そのときは仕方がないよ。怖いけど死ぬのはもっと嫌だもん。」真里菜はそう答えた。「それにここが禁止エリアになる確率なんてほんのちょっとなんだから大丈夫よ。」と真里菜は付け加えて言った。「でも・・・・・」と沙里名が言った。「でもとか言わない。後ろ向きになってたら本当にそうなっちゃうわよ。」と笑って真里菜は言った。「そうね。前向きにならなきゃね。」と沙里菜は言った。「そうそう。前向きよ、前向き。」と真里菜は軽く答えた。
和則は相変わらず交番にいた。
(とりあえずここなら大丈夫だろう)
なんの確信もなしに和則は安心しきっていた。「ん〜。一人じゃなんか寂しいなぁ〜。誰か探しに行くか。」クラスのムードメーカー&クラス一のおしゃべりの和則は静かなところが嫌いのようだ。「それにしてもこの静けさはないだろ。もうちょっと何か音がしてもいいと思うんだがなぁ〜。」と和則は言った。「それじゃぁ死ぬ?」と後ろから誰かの声が聞こえた。「うわ!!誰だ?」と和則は振り向きながら言った。「あたし?なんで今から死ぬ奴に名前を言わなきゃならないのよ。それにクラスメイトでしょ?声で名前くらい分かりなさいよ。渡部和則クン♪」「その声は・・・鷲尾・・・・。なんでお前がここに?」と和則は振り向いて言った。「なんでっているからいるんでしょ?」鷲尾はそう言うと同時にブローニングハイパワーを和則に向けた。それを見た和則はSPAS-12を構えた。「お前はハンドガン。俺はショットガン威力なら俺のほうが上だな。」と和則はそう言った。
(馬鹿ね。こんなときに威力も何もないわよ。)
と鷲尾は思った。「さぁ!お前のその銃を捨てろ!鷲尾!」
「はいはい。分かったわよ。」そう言うと鷲尾はブローニングハイパワーを和則に向かって投げたと同時にトカレフを取り出し和則に向けて発砲した。「うぐ!!」と和則は声を上げた。「馬鹿ね。」そう一言言うと鷲尾はもう一度和則に向けて発砲した。しかし弾は和則に当らず和則の持っていたショットガンに当った。「あら。運がいいのね。ちょっとだけ命が延びたじゃない。」「馬鹿野郎。さっきの俺を仕留められなかったのが運のツキだな。」そう言って和則はブローニングハイパワーを鷲尾の腹目掛けて撃った。「ヘッ!この勝負俺が勝ったな。」そう言うと和則は鷲尾のほうに寄ってトカレフを取ろうとした。
キラッとしたものが和則の目に刺さり和則はものすごい悲鳴を上げた。「はい。これで終わり。」そう言って鷲尾はトカレフを和則の頭目掛けて撃った。和則の頭はなくなりあごの部分しか残ってなかった。
(また役に立ったわね。この鉄板)
鷲尾はそう思いながら和則の体から、ブローニングハイパワーとSPAS-12を取った。
龍也と雄希は診療所に向かって歩いていた。「おい。こんなところ誰かに見つかったらヤバイぞ。早くどこかに隠れよう。」そう雄希は言った。「馬鹿言え。どの道お前が死んだら俺も死ぬ運命なんだよ。」そう龍也は返した。「それにしてもどうだ?腹の血は。」と聞いた。「止まんねぇ。前よりひどくなってる感じだ。」そう雄希は言った。「小笠原、ちょっと回りを見といてくれ。」そう言って龍也は地図を広げた。「お、おう。分かった。」そう言って雄希はコルトパイソンを持った。「よし。診療所まであと少しだ。オラ行くぞ。」そう言って龍也は雄希の手を引っ張った。
【残り15人】
渡部和則 死亡
「このまま誰も来なかったらいいのに。」と顔を強張らせながら沙里菜は言った。「そうだね。このまま誰も来なかったらいいのにね。」比較的しっかりしている真里菜は答えた。「でも次の放送でここが禁止エリアになったら嫌でも動かなくちゃ死んじゃうよ。」と沙里菜は言った。「そのときは仕方がないよ。怖いけど死ぬのはもっと嫌だもん。」真里菜はそう答えた。「それにここが禁止エリアになる確率なんてほんのちょっとなんだから大丈夫よ。」と真里菜は付け加えて言った。「でも・・・・・」と沙里名が言った。「でもとか言わない。後ろ向きになってたら本当にそうなっちゃうわよ。」と笑って真里菜は言った。「そうね。前向きにならなきゃね。」と沙里菜は言った。「そうそう。前向きよ、前向き。」と真里菜は軽く答えた。
和則は相変わらず交番にいた。
(とりあえずここなら大丈夫だろう)
なんの確信もなしに和則は安心しきっていた。「ん〜。一人じゃなんか寂しいなぁ〜。誰か探しに行くか。」クラスのムードメーカー&クラス一のおしゃべりの和則は静かなところが嫌いのようだ。「それにしてもこの静けさはないだろ。もうちょっと何か音がしてもいいと思うんだがなぁ〜。」と和則は言った。「それじゃぁ死ぬ?」と後ろから誰かの声が聞こえた。「うわ!!誰だ?」と和則は振り向きながら言った。「あたし?なんで今から死ぬ奴に名前を言わなきゃならないのよ。それにクラスメイトでしょ?声で名前くらい分かりなさいよ。渡部和則クン♪」「その声は・・・鷲尾・・・・。なんでお前がここに?」と和則は振り向いて言った。「なんでっているからいるんでしょ?」鷲尾はそう言うと同時にブローニングハイパワーを和則に向けた。それを見た和則はSPAS-12を構えた。「お前はハンドガン。俺はショットガン威力なら俺のほうが上だな。」と和則はそう言った。
(馬鹿ね。こんなときに威力も何もないわよ。)
と鷲尾は思った。「さぁ!お前のその銃を捨てろ!鷲尾!」
「はいはい。分かったわよ。」そう言うと鷲尾はブローニングハイパワーを和則に向かって投げたと同時にトカレフを取り出し和則に向けて発砲した。「うぐ!!」と和則は声を上げた。「馬鹿ね。」そう一言言うと鷲尾はもう一度和則に向けて発砲した。しかし弾は和則に当らず和則の持っていたショットガンに当った。「あら。運がいいのね。ちょっとだけ命が延びたじゃない。」「馬鹿野郎。さっきの俺を仕留められなかったのが運のツキだな。」そう言って和則はブローニングハイパワーを鷲尾の腹目掛けて撃った。「ヘッ!この勝負俺が勝ったな。」そう言うと和則は鷲尾のほうに寄ってトカレフを取ろうとした。
キラッとしたものが和則の目に刺さり和則はものすごい悲鳴を上げた。「はい。これで終わり。」そう言って鷲尾はトカレフを和則の頭目掛けて撃った。和則の頭はなくなりあごの部分しか残ってなかった。
(また役に立ったわね。この鉄板)
鷲尾はそう思いながら和則の体から、ブローニングハイパワーとSPAS-12を取った。
龍也と雄希は診療所に向かって歩いていた。「おい。こんなところ誰かに見つかったらヤバイぞ。早くどこかに隠れよう。」そう雄希は言った。「馬鹿言え。どの道お前が死んだら俺も死ぬ運命なんだよ。」そう龍也は返した。「それにしてもどうだ?腹の血は。」と聞いた。「止まんねぇ。前よりひどくなってる感じだ。」そう雄希は言った。「小笠原、ちょっと回りを見といてくれ。」そう言って龍也は地図を広げた。「お、おう。分かった。」そう言って雄希はコルトパイソンを持った。「よし。診療所まであと少しだ。オラ行くぞ。」そう言って龍也は雄希の手を引っ張った。
【残り15人】
渡部和則 死亡
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